生理前ニキビにはイソフラボンで
生理前に起こる様々な不快症状のことを、まとめて「月経前症候群」(PMS)と呼びます。
イライラや倦怠感、だるさといった精神的なものから、ニキビ、下痢、肩や腰の痛みといった身体的なものまで、その症状は様々です。
症状が現れる時期は人それぞれで、短い期間で済む人もいれば、排卵から生理が終わるまで、長い期間に渡ってダラダラと続く人もいます。
特にニキビは顔に出来やすく目立つため、女性にとって非常に困るものですよね。
何とかしてこの生理前の症状を改善していきたいものです。
そこでイソフラボンです。
イソフラボンは、こうした月経前症候群を和らげてくれる働きをします。
具体的に言えば、イソフラボンに含まれる女性ホルモンに良く似た物質が、月経前症候群に対して効果的なのです。
こうした不快症状の原因は、ホルモンバランスの乱れに原因があることがほとんどです。
排卵に伴ってホルモン量が増減し、その幅が大きいとあらゆる面から症状が出て来てしまうのです。
ですので、ホルモンのバランスを出来るだけ整えることで、症状が落ち着いてくるものと考えられます。
イソフラボンのエストロゲン様物質は、自己のホルモンが少なければ補い、多くなってしまえばそれを抑制してくれる効果があります。
ですので、どんな状態であれ、安心して摂ることが出来るのです。
また、食品である大豆製品から摂取する場合、ニキビの原因となる余分な脂質が少ないこともニキビ予防の1つとなります。
大豆には食物繊維も豊富に含まれていることから、便秘予防にもつながるため、そういった面からもニキビの改善に効果的です。
自分の月経前症候群が、生理のどのくらい前から表れてくるのか、数カ月様子を見て把握しておきましょう。
大体の時期が分かったら、症状が出るだろう数日前から、意識して大豆製品を取り入れるようにすると良いですね。
イソフラボンで、生理前でも快適な生活とキレイを確保し、日々を健やかに過ごしていきましょう。